う飄々(仮)

いうてまじめやで。

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ダニエルとカーネマンと経済と心理

僕は心理学には興味ないし、経済学にはもっと興味ない。 でもその2つが組み合わさって、ノーベル経済学賞を受賞するほどの功績を残したダニエル・カーネマンには興味をもった。ダニエル・カーネマン、名前がいい。 なんとなく、クソデブで姑息で陰湿で差別主…

かぐや姫を見た感想というか文句

かぐや姫の物語を見た。 すごいとは思うけど、あまりノレなかったというのが正直な感想になる。*1 もっと率直に言うと、自分には難しかった。わからないところがあった。見終わったあと、メッセージのようなものを受け取り損なった感覚が残った。 途中はすご…

役に立つということ

「役に立つ」っていうのは、他人のためになるということ。 他人のためになる、というのにはいろいろなレベルや種類がある。パッと思いつくのはこの2つ。 正しいことを言って他人の認識を正す おもしろいことを言って他人を面白がらせる どちらも役に立つ=…

絶対泣く系のやつ

映画にしろアニメにしろ小説にしろ何にしろ、絶対泣く系のやつがあると思うんです。 それはもはや「あざとい」とかではなく、いろいろ超越してしまってるというか、泣くといっても「絶対」なのでそこに意味がなくなるというか、ある種の価値だということから…

一般>特殊

演劇をされている方たちと接する機会があった。 演劇ワークショップ(以下WS)なるものに参加してきたのだ。僕はそこで疑問に思っていたことを解明しようとした。 演劇WSといってもバリバリの役者の方ばかりが参加するものではなく、たぶんそれ系の中でもも…

横道世之介を見た

待ちに待った映画「横道世之介」がiTunesストアで解禁されてるのを見つけて、とうとう観ることができた。 見ながら、「いよいよ時代のニューヒーロー誕生か」と思った。 ちょっと間抜けで憎めない横道世之介のキャラクターが関わった人たちを笑顔にさせる。…

魔の山を読み終えたのです

長ーい読書が終わった。昨日の深夜12時過ぎぐらいのことだ。正確には2013年11月13日の午前0時半頃のことだ。 僕には好きな本がたくさんある。そしてあえて分類するとそこには好きな本と大好きな本がある。たとえば、トーマス・マンの『ヴェニスに死す』は好…

良きにしろ悪しきにしろ

村上春樹のことが書かれている文章にはおもしろいものが多い。 村上春樹の「好き」「嫌い」はどこで分かれるのか? に関する一考察 - (チェコ好き)の日記 これとかすごくおもしろかった。 書籍では、大塚英志、斎藤環、三浦雅士あたりが書いている村上春樹論…

バレエ・フォー・ゲーム

最近、バレエを見ることにハマり始めた。 ダンスを見て喜ぶなんてまるでジジイみたいだなと思いつつ(ダンスは踊るものだと僕のなかの小僧が申しております)、これがおもしろい。 急にバレエに興味を持ったのは、完全に読んだ本の影響で、三浦雅士の『人生…

花火にデジカメを向ける人たち

学生時代、人格的に模範的な優等生だった私が唯一無条件に馬鹿にし、馬鹿にすることを自分に許し、どころか積極的に奨励さえしていた類の人間たちがいる。 花火の写真を取ろうとする人たちだ。 私は、この人たちだけは唯一、軽蔑していた。 一瞬の輝き、その…