う飄々(仮)

いうてまじめやで。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自己紹介と書評、引用

書評というのは人物が出る。 本を紹介するということは、その本を紹介する人自身を紹介することに近い。 もしかすると本の紹介というのは、自己紹介よりも、人物のことがよくわかるものかもしれない。書評をした人が、いま何に興味があるのかということがダ…

ゼロダークサーティ、どうして見に行った

「ゼロダークサーティ」を見てきた。 2時間半という上映時間の長さを忘れるような緊張感ある映画だった。チャプターごとに見出しがついていて構成はテレビドラマ的なので、メリハリがきいて緊張感も持続させやすかった。 まず印象を言うとザラザラした世界に…

平和バカ、fool & pease

「ニュータウンの青春」という映画は誠実にバカと向き合っていた。ぼくはバカが好きだから、それを見てとても気分を良くした。笑わせてくれるシーンは、いい塩梅でバカのバカたる特徴を切り取ることで成り立っていたので、安心して笑うことができる種類の笑…

僕は高校生だった、(ry

「桐島、部活やめるってよ」というすばらしい映画がある。 劇場公開中には、ツイッターでも「桐島」で検索すると絶賛コメントがたくさん出て、「ぜひ高校生に見てほしい」というコメントがいくつか目に入った。 でも僕は「そうかあ?」と思った。 高校生には…

強度と、いうこと

最近気になっているよくわからない基準がある。「強度」という基準だ。 人生をバトルだと思っているのか知らないが、強度にこだわるのに何の躊躇いもない言説をネットで多く見る。 コミュニケーション弱者/コミュニケーション強者 情報弱者/情報強者 とい…

バカな、あまりにバカな

答えを持っていてそれを何とか伝えようと努力しているように見える人がいる。そういう人を見るとほんとうに不思議だと思う。実際はどうなのかわからないけど、そういうのがすごくうらやましいと思うこともある。そういう人もそういう人なりに伝えるための努…

それから、

夏目漱石という作家について、この記事では、客観的にそのすばらしさを書く。 まず、何と言っても一番わかりやすい漱石のすばらしさは「顔」だ。 これなどは完璧なショットで、ほとんど奇跡といってもいいほどの出来だ。 よく、イケメン文豪として引き合いに…

2月1日は映画の日だった、いやマジで

映画の日(毎月1日)に4本の映画を見た。 オールナイトは何回か行ったけど、日中それぞれ別の映画館で4本も見るのは今回が初めてだった。大阪は映画館が多くて捗る。 朝から晩まで映画を見て、まさに「映画の日」って感じだった。しかも、ジャンルがぜんぜん違…