お正月、サウスパークへいってきた
年末年始にサウスパークを一気見した。
噂には聞いていたけれど、いくつかの話は本当にぶっ飛んでる。
はじめの数話とミスターハンキー初登場の回は飛ばしすぎで正直ついていけなかった。
(ミスターハンキーだけは慣れるのは無理だと思ったが、慣れとは本当にこわい)
でも、回を追うごとにどんどんサウスパークの世界にハマっていった。
見ていると、日常のいい人運転から解放されるような気がした。
差別はいけないという空気に汲々としていたので、あらゆる差別全開のサウスパークは気持ちよかった。
なんでもかんでも節操無くやり玉に挙げるそのやり口は、タブーまったく無しで、
「していけない差別はない」という、ある意味とっても平等な状況をつくり出している。
あらゆる被差別者を’平等に’差別的に扱うという、日常では絶対できない試みなんだよね、んケーイ。
サウスパークの世界では、価値観もイケてる/イケてないというシンプルな二択で、イケてないゲストキャラはひどい目にあうか、大抵は死ぬ。
このアホほどわかりやすい展開と、たまにあるそれらのひっくり返しで、一話完結の話が成り立っている。
”今日は大切なことを学んだ”
からはじまる「まとめ」も大体は適当で、笑いながら聞くものだけど、油断してると急に身につまされたりもする。
そのへんのバランスが結構イケてる。ケニーの扱いもイケてる。
あと外せないのは、カートマンの吹き替えが最っ高にイケてるってこと。
英語分からないけどたぶんオリジナルよりサイテーだと思う。へらクール。